Gの解放〜アレンジ終了〜
どうも、小生の譜面書きの努力が身に染みるという前回の日記のバーニングのアツいねぎらいが泣けてきます、神野“GOD”優作です。
一日自宅に籠り、7/14赤坂BLITZワンマンライヴ用に残されていた、最後のアレンジ作業をしていました。
そう、それは箏(こと)のアレンジ。
寿BANDに加入してから、小生が今までバンド活動をしてきた中で関わることがなかった和楽器の文化に触れるようになり、それは新しい世界で刺激的でもある。
三味線や尺八もそうだが、今回の箏もそう。
ゲストで何曲か出演頂く海寶幸子さんにお渡しするアレンジを考えていたわけだ。
小生の母親も子供の頃箏を習っていたようで母親の実家には箏が置いてあったが、もう辞めてしまって弾いているところは観た事がなかったので、小生はほぼノー知識でアレンジに挑まなくてはならなかった。
そもそも「琴」じゃなく「箏」と表記することすら、最近知ったぐらいである。
アレンジするにあたり、YouTubeでいくつか箏を演奏している動画を参考に見てみたが、これがなんとも、小生がイメージしていたよりもハードで力強いものであった。
弦を押さえて音程を変える、いわゆるギターでいうところのチョーキング、箏の世界では「押し手」と呼ばれるものらしいが、あの奏法などはもはやロックの域だと思った。
あの張りつめられた太くて長い弦をグインと指で押さえる力は尋常じゃないと思う。
やはり和楽器の方々は凄い。
リスペクト。
それから箏は曲のキーに合わせて調弦しなければならず、それは三味線と同じだが、箏はフレットを押さえて即座に音程を変えるような箏ができないので、基本的に1曲の中で使える音が限られている。
箏の物によりけりだが、海寶さんの箏は弦が13本だそうなので、1曲の中で使える音は13個。
フレーズを考えるのにとても頭を使ったが、制限された音の中で表現する、これも良い勉強になった。
実際に演奏で合わせるのが今から楽しみです!
7/14赤坂BLITZをお楽しみに♪
そしてこの箏のアレンジを以て、赤坂BLITZ用セットリストの小生が行うアレンジ作業は全て終了し、長きに渡る苦しみから解放されたのだった。
・・・
うひゃっほーい!!
いぇっへーい!!
壊。