NET-BIRD.vol3
白鳥〈WHITE♢BIRD〉良章です。
開国灼熱祭までいよいよ3ヶ月に迫ってきました。
気を抜くとあっという間に本番になってしまうので1日1日を大切にしてしっかり準備したいと思います。
さて、新学期や新生活が始まりましたが、今日は僕の初体験についてお話しようかと思います。
恥ずかしい話になりますが青春の甘酸っぱい記憶をたどってみたいと思います。
(前回まで)M治大学三曲研究部のかわいい先輩たちに誘われるがままにホイホイついていったのでした。
気が付くと部屋には箏(いわゆる琴です正確にはこの漢字を使います)が一面(筝は一面二面と数えます)置かれ、
一人の先輩が照れたようなにこやかな笑顔を浮かべ座っていた。
『…おかしい、なぜこんなことになったのだろうか?』戸惑う俺をよそに先輩は話を始めた。
「君ははじめてかな?」
『え、あ、はい初めてです』
「それじゃあ、これのつけ方から教えないとね」
『いや、それくらいできますから』
「いいから、いいから」そう言うが早いか俺の先にそれを装着した。
『き、きついです』
「あれ?思ったより大きいんだね、それじゃあこっちに変えるね」それを交換すると
「今度はぴったりだね、これで思いっきりできるよ」そういうと先輩は俺の隣に座り
「これで準備OK!それじゃあ俺も」
!?
そう、この先輩はおとこなのだ。かわいい先輩たちは「楽しんでってね♪」という言葉を残し既に立ち去っていた。
しかもこの先輩はのぶりん♪の身長にミッチェルの筋肉、バーニングの髭に、GODのような眼光、そしてタマチャンのようなかみがたなのだ。
先輩は俺の手を取ると後ろに覆いかぶさるように座り思いっきり突き出した。
『痛い!』俺の悲痛な叫びが部屋にこだました…(つづく)